ぶっ玉ねぎ直径十四センチ、千八十グラムの特大品
群馬農民連が生協ととりくんでいる産直タマネギの出荷が、五月十一日から始まりました。今年は暖冬のせいでよく生育し「格外品」がゴロゴロ。富士見村の下田嘉丈さんの特大品は直径十四センチ、千八十グラム。飲食店から出る、残りビールを飲ませたタマネギです。 こうしたタマネギは加工用として農協に出荷されますが、その価格は、昨年より一トン当たり約七千円も安い三万五千円。輸入価格よりも安い値段に、農家から「もうタマネギはやめようか」との声が上がっています。 下田さんは、「北海道でも産地廃棄が行われており、輸入急増による下落であることは明白。セーフガード発動の必要性を強く訴えてきた」と語っていました。 (群馬農民連 目黒奈美子)
(新聞「農民」2002.6.24付)
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[2002年6月]
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