産直ボックス丸ごと使ってHAPPY料理
暑くなってくると、きゅうりに味噌をつけただけ、刻んだキャベツにポン酢をかけただけなど、シンプルな冷たい食べ物がおいしいですよね。するとますます、新鮮な野菜自身のもつ味が際立って、産直野菜のおいしさが強く感じられます。甘味と風味のあるきゅうり、キャベツ、チンゲン菜、深いコクのある味のソラマメなどなど…今週もおいしくいただきました。あー幸せ。
●1日目*ソラマメ醤油味煮**鶏ささみ玉ネギ&ニンニク揚げ・チンゲン菜塩茹で添え*
●2日目*エシャレットの海老すり身揚げ・スナックエンドウ添え*海老は殻を取った正味300gを細かく切った後すり鉢で半ずり(固まりを少し残した方がプリプリしておいしい)にして塩ふたつまみを加えてよく混ぜ、日本酒・かたくり粉各小さじ2、砂糖・ごま油各小さじ1を混ぜる。エシャレットは根を切って薄皮を取り、白い膨らみの部分を縦に十字に切り、その部分にかたくり粉をつけ海老のすり身をつける。まわりにもかたくり粉をつけて油で揚げる。エシャレットの葉先を持って油の中を泳がすようにすると揚げやすい。中温の油でじっくり揚げると、中のエシャレットに火が通り、甘味が出る。やや高めの油で揚げるとすり身だけに火が通り、中のエシャレットがサクサクする。どちらかにするかは好みで。ひき肉や魚でつくってもよい。食べる時辛し醤油など好みのものをつける。今回はケチャップとレモンで。 *スティックきゅうり・味噌をつけて*
●3日目*中華おこわのキャベツ包みあんかけ**じゃが芋のニンニクミルク煮*
●4日目*チャプチェ(韓国のあえもの)*春雨60gを茹でて切る。牛薄切り肉100gは細切りにして、薄口醤油大さじ1、砂糖小さじ1、ニンニクすりおろし小さじ1/2、おろしショウガ小さじ1/4の下味の中につけておく。ごま油小さじ1で炒め、春雨を入れて混ぜ、お皿などに広げて冷ます。 卵1個に砂糖ひとつまみ・塩少々を入れて薄焼き卵を作り、5〜6cmの千切りにする。きゅうり100g、にんじん50g、ピーマン50gは5〜6cmの千切りにする。フライパンにごま油大さじ1/2を熱し、火の通りにくい順、にんじん→ピーマン→きゅうりと入れて炒める。きゅうりは緑色が鮮やかになる程度にさっと炒め、塩ひとつまみ振り、お皿などに広げて冷ます。 大きいボールに薄口醤油小さじ1/2、砂糖ひとつまみ、おろしショウガ・ごま油各小さじ1、炒り白ごま大さじ1、こしょう少々を入れて混ぜ、冷ましておいた材料をいれてあえる。卵は少々残しておき、盛りつけた後、上に飾る。 *イカとじゃが芋の煮もの*
●5日目*魚フライ・千切りキャベツ添え**ピーマン煮*
●6日目*肉じゃがイタリアン(トマト味肉じゃが)*
茨城県常陸野産直センターソラマメから“収穫できるよ”の合図が常陸野(ひたちの)産直センターの生産者の田んぼや畑は、筑波山から霞ヶ浦にまたがる自然のなかにあります。自然の恵みを受けての毎日の作業です。朝早く起きて畑に行き、いい空気を胸いっぱい吸い込んで、さぁ、作業開始。ゆうべの雨のおかげで、さつまいもの苗が元気です。ゴボウの芽も一直線に並んで出てきました。 今回のボックスのソラマメは、昨年の十月二十日に種を蒔いたもので、今年三月の末に紫がかった白い花が咲きました。花が終わると、なかに本当に小さな種を包んでポチっと小さなサヤがつきます。サヤの大きくなるにつれ、サヤの中のフワフワの真っ白い綿も暑くなり、寒さから種を守ります。その綿がだんだん薄くなり、サヤが固くなってツヤツヤと光ってくると“収穫できるよ”という合図です。 朝に夕に畑に行って、どのくらい育ったかなと見回るのは、忙しいながらも楽しい作業です。 (常陸野産直センター 末永明美)
(新聞「農民」2002.6.17付)
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[2002年6月]
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