目を輝かせた子どもたち田んぼは学習の場茨城県西農民センターの小竹節さん(八千代町農業委員)は、東京・大田区の大森東小学校で稲作りの先生をしています。小竹さんから届いた手記を紹介します。
米作りを教えている小竹節さんからのお手紙大森東小の小さな田んぼ(五メートル×五メートル)の田植えは、昨年、新聞「農民」でも紹介されましたが、その後もいろんなドラマを演出してくれました。米ヌカ除草の実践、神秘的な稲の開花観察、スズメ除けネット張り、稲刈り、はざかけ、脱穀、一穂プレゼント、稲穂の神社への奉納…。子どもたちに、一粒のモミが持つすばらしい生命力、自然の恵みを語り、食と農の理解者を少しは増やせたのかなと思っています。これも、田んぼを学習の糧にと努力されている先生たちのおかげです。このとりくみが大きな反響を呼んだため、大森東小は今年、大田区のモデル校としてインターネットでも紹介されることになりました。そして、「総合的な学習の時間」として正式に位置づけられて、五月十日に田植え、十七日には講義をしてきました。肌寒い日でしたが、交代で田んぼに入り、丁寧に苗を植える子どもたち。「お茶碗一杯のご飯が約三千粒。それが一粒のモミからとれるんだ」という話を、目を輝かせて聞いてくれました。 廊下には、一週間前にやった田植えの写真と「田んぼニュース」が張り出されていて、先生たちの熱意が伝わってきます。大森東小は今年度から農民連の仲間の米を学校給食に使ってくれることになりました。これからも、この縁を大事にしていきたいと思っています。
(新聞「農民」2002.6.10付)
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[2002年6月]
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