「税金への関心高い」茨城・県南お盆前に相談会計画
茨城県でも来年二月の税金申告から「農業所得標準」が廃止され、収支計算をしないと必ず黒字で計算されてしまう仕組みになります。こうした中で、県南農民組合は六月二十九日から三十日にかけて、つくば市、伊奈町、藤代町など七カ所で税金相談会を開き、新しい人が十人も参加しました。これは税金申告期なみの状況で、関心の高さを示しています。 相談会の案内チラシ二万枚を新聞折り込みで宣伝。チラシを見て夫婦で参加した人もいましたが、大半は組合員が声をかけた人たちです。 県南農民組合は組合員一人当たり三枚ずつのチラシを配り、声をかけてもらうようにしました。役員以外の組合員も、相談会への参加を誘っています。 参加者は役場などで「標準廃止」を聞き、領収書を保存していますが、農民連の税金ノートで説明すると、「これならウチも赤字になる」と言います。組合への加入にはいたりませんが、どの人も仲間になりそうな手応えを感じます。 阿見支部では七月に総会を開き、八月のお盆前に税金相談会を開催しようと話し合っています。 (茨城・県南農民組合 村田深)
(新聞「農民」2001.7.30付)
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[2001年7月]
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