「農民」記事データベース20010129-478-17

分析センターに

カンパ30万円

「米の鮮度判定キット」完売


 第十三回大会では、食品分析センターの奮闘も紹介され、参加者からは総計三十万円弱ものカンパが寄せられました。また、注目の的だったのが「お米の鮮度判定キット」の実演コーナーです。休憩時間ともなると黒山の人だかり。二種類十セットずつ用意されたキットも、一日目に“店開き”をするなり五分で売り切れてしまう人気でした。

 コーナーでは、分析センターの八田純人研究員や荒木紗和研究員がキットを使って判定を実演してみせると、「ホー」「こんなにはっきり色がちがうんだ」などなど、あちこちから感嘆の声が。

 「どうしてこんな違いが出るのか?」(お米の脂肪の酸化具合で色が変わる検査薬なのだそう)、「使い方はどうやるのか」「米の鮮度を保つ上手な保存方法は?」と、次々と質問が寄せられました。

 判定キットは予約注文まで寄せられ、食品分析センターの面目躍如といったにぎわいでした。

(新聞「農民」2001.1.22・29付)
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2001年1月

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