各地の話題
農業を学ぶ学生と交流茨城県青年部茨城県農民連青年部は昨年、春の田植交流会、夏の農業ボランティア、秋の稲刈り交流会と、イベントのたびに農業を学ぶ学生に参加を呼びかけてきました。十月に伝統食列車の交流会が鯉淵学園で開かれたことをキッカケにつながりが深まり、十一月には学園祭で学生さんとの懇談の場を持ちました。この場で農業ボランティアに申し込んだ積正之さん(20歳、鯉淵学園三年生)は十二月二十九日に開催した青年部望年会にも参加し交流を深めました。積さんは、福島県農民連青年部員でりんご農家の阿部さんと、酪農家の佐々木さんの家でボランティアをおこないました。この体験はよほど感動的だったようで、帰って来ると、これまで聞いたことがないくらい明るい声で「今、帰ってきました!すっごく良かったです」と言い、「農業をやっている人に話を聞くと重みが違う。普通はできない事ばかりで実りがありました。友達に話したら、その子も行きたいって言ってましたよ」と話してくれました。 青年部では、今年もいろんな形で学生さんたちと交流を深めていきたいと胸を膨らませています。 (茨城県青年部 村田深)
自給率100%にこだわり千葉青年部が望年会千葉県青年部は十二月十六日(土)、「自給率一〇〇%ミレニアムパーティー」と題した望年会を野栄町にある産直の家で開催し四団体十三名が参加しました。地元の大豆とニガリで作った豆腐、焼き油揚げ、大根の甘酢漬け、サラダ、鴨鍋、焼肉(八千代ビーフ)に、地酒「ほたるの舞」(寺田酒造)など、国産にこだわった望年会の開催は、「農民連全国大会のレセプションを見習い自分達の生産物を持ち寄ろう」と県青年部の役員会で話し合ったのがきっかけ。 身近にあるものでどんなものが出来るのかと話しているうち「鴨だ!地酒だ!手作り豆腐だ!」と、あれよあれよといろんな案が出され、とても内容が豪華になりました。自分達だけでやるのはもったいないと、部員以外につながりのある個人や団体にも声をかけ開催にこぎつけたもの。参加者は、うまい酒と自慢の料理に舌鼓しながら、夜がふけるまで大いに盛り上がりました。 (千葉県青年部 竹尾謙一)
(新聞「農民」2001.1.22・29付)
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[2001年1月]
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