Qネットの結成で新しい作物に意欲的福岡・みのう農民組合
私たち福岡の“みのう農民組合”は、農民連ふるさと産直九州ネットワーク(略称・Qネット)に参加して、「ものを作ってこそ農民」を合言葉にいろいろな作物を作ろうと張り切っています。 最近、消費が伸びているスナックエンドウを作ろうと十二月中旬までに種をまき、春には出荷する予定です。また、九州ではあまり作られていない落花生に挑戦して、塩ゆで「生」の味を消費者に届けようと作戦を思案中です。 この落花生の生を味わうことができたのは、大豆畑トラスト運動です。二年前から大豆畑トラストに取り組み、大豆とともに落花生を少し作り、食べたからです。 落花生を塩ゆでにしたおいしさに驚き、これなら消費者にもぜひ食べてもらいたいと思い、Qネットを通して売り込もうと進めているのです。 大豆畑トラストの大豆を使って地元の豆腐屋さんに豆腐を作ってもらったり、醤油も地元の業者に依託し、加工品をも手がけています。 農民組合員はQネットの結成で、売れるという展望も生まれ、もの作りに意欲を燃やし始めています。それが新しい作物を作ろうという取り組みにつながっているのです。 農産物の価格が低下し続ける中で、「国産がほしいが、外国産を買う傾向の多い」消費者にも、地域の産品をはじめ加工品も含めて買ってもらうようにしたいと思っています。 みのう農民組合はホームページを開設しました。担当は岩佐章正さん。活用してください。(http://ww2.tiki.ne.jp/~iwasa) (みのう農民組合 佐々木督文)
(新聞「農民」2001.1.15付)
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[2001年1月]
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