「農民」記事データベース20010115-477-08

テレビ朝日で放映

大豆畑トラスト収穫祭

千葉・東総農民センター


 千葉・東総農民センターの大豆畑トラスト収穫祭がテレビ朝日で紹介されました。私たちの取り組みが多くの人たちに知ってもらえ、反響も寄せられています。昨年十二月十二日に放映された番組で、大豆の収穫作業の模様が写しだされ、トラストに参加している都会の人の思いや東総農民センターの寺本幸一さんが荒れ地を開墾し、大豆を作ることの意義などについて答えています。

 番組では、日本人の食卓に欠かせない味噌、しょうゆ、納豆などの原料となる大豆の自給率がたったの三%というグラフを使って実態を紹介。食文化研究家の永山久夫氏が大豆の効用だけでなく、外国産の安い大豆の輸入で自給率が低いことを指摘し、国産の大豆が外国産と比べると、安全で栄養価が高く、甘味、おいしさなど食味も大変良いと強調しました。そして、永山氏は「外国依存では健康に暗い影をさす。現在の三%をせめて一〇%に、三〇%くらいにしたい」と話し、「たくさんの大豆を作ってもらい、消費者も大豆の良さを知って、もっともっと食べてサポートすることが大事だ」と結びました。

 取材のきっかけは、テレビ朝日の方が雑誌『サライ』で紹介された東総農民センターの記事を見たからです。

(東総農民センター 今井睦子)

(新聞「農民」2001.1.15付)
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2001年1月

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