結成1年、大きな一歩ほくほくネット第2回総会
ほくほくネット(東北・北海道産直ネットワーク)の第二回定期総会が九月六日、盛岡市で開かれました。 ほくほくネットが産声をあげて一年たちます。総会ではこの間、「準産直米」という新しい試みに七道県が一丸となって取り組み、大きな一歩を踏み出したこと、野菜、果物など不十分な到達に終わった課題にも挑戦していこうと確認、申し合わせ事項や分担金、役員の改選を行いました。 討論では、秋田、山形などの「県ネット」結成、産地研修の受け入れ(福島)、米屋さんとメロン産直につながった経験(北海道)、青森りんご・スチューベンの産直への期待などが報告されました。東北・北海道ブロックがネットで結ばれたことにより、各地の運動にも広がりが生まれている経験が交流されました。 総会では、米卸の担当者が来賓としてあいさつ。農民連の小林節夫代表常任委員が報告をかねたあいさつをしました。 翌日は、今年産米の生育状況などについて交流し、米卸との話し合いも行いました。 (ほくほくネット 森谷精)
流通の変化に対応して山形県産直ネット結成山形県産直ネットの結成総会が九月十三日、天童温泉「舞鶴荘」で開かれ、十八人が参加しました。総会では、年間計画、申し合わせ事項、予算を決め、役員を選出しました。山形県内の産直組織は、長い歴史を持っていますが、それぞれが産直事業を展開してきました。しかし、昨今の農業情勢と流通の変化に対応していくには、県内の組織が結束していくことが今後の発展に結びつくという認識のうえに産直ネットを結成したものです。 (山形県産直ネット 柴田雅子)
(新聞「農民」2000.9.25付)
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[2000年9月]
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