「農民」記事データベース20000911-462-16

各地の話題


世にも珍しい二股の竹出現

 茨城中央農民組合の深作文治さんの竹林に根本から二本にわかれた竹が出てきました。「世の中狂っているから、竹までおかしくなっちゃったのでは…」と話題になっています。
(茨城・飛田元雄)


稲刈り始まる

 千葉県野栄町では、早生米の刈り取りが例年より一週間早く、お盆明けを待たずに八月十日から始まりました。しかし農協の仮渡金は、一俵(60キロ)一万四千三百円と、昨年に比べ二千七百円も値下がりしています。

 「史上最悪の米価だが、農民連があるからがんばれる」と語るのは、東総農民センター野栄支部長の伊藤秀雄さん。伊藤さんら農民組合員七人は、一昨年、老朽化したライスセンターを補助金なしで、近代化資金と自己資金だけで建て替えました。利用者は年々増え、今年は百四十人、七十五ヘクタールくらいに。その中から新組合員も迎えました。

 「今年は関東ブロックネットを通じて、このライスセンターから千俵くらい出荷したい。利用者の話題にして、新聞『農民』読者の拡大や農民連への団体加入につなげたい」と、ライスセンターの事務局長も務める伊藤さんは張りきっています。

(東総農民センター今井睦子)


草取り・豆腐作りで交流

広島・青年部

 広島県農民連青年部が取り組んでいる大豆トラストのオーナーたちが七月十六日、世羅郡世羅町の大豆畑で草取りを兼ねた交流をしました。

 三年目の今年は四十組に近い応募があり、六月にオーナーや農民連の人達が種まきをしました。二十五アール(七百五十坪)の畑に植えられた大豆は青々とした葉が広がっていました。

 お昼には、昨年に採れた大豆で豆腐作り。参加者は、目の前で姿を変えていく大豆に興味深く見入り、出来たての豆腐に「おいしい。やっぱり安全な食物が一番」と話していました。

(広島市 西村峰子)

(新聞「農民」2000.9.11付)
ライン

2000年9月

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